これは砂糖であって、砂糖でない!
羅漢果(ラカンカ)は、中国広西省桂林に産するウリ科の植物です。
中国では、甘味料や生薬に用いられてきました。
厳しい自然環境が生んだ羅漢果は、現地では「神果」と呼ばれ、日本国内でも大変注目されています。
羅漢果に含まれている甘味成分は、通常のブドウ糖ではなく「テルペングリコシド配糖体」という特殊な成分です。
テルペングリコシド配糖体は、岡山大学の研究により発見された新しい甘味成分で、砂糖の400倍もの甘さを持っています(羅漢果の実一つに、砂糖50g以上に相当する甘みがあることになります)。
しかし、腸から収されずに排泄されてしまう糖分のため、砂糖のように体内でエネルギー利用されることがなく、ほとんどノンカロリーであるという特性があります。
羅漢果の甘さは口に含むと香ばしく、黒砂糖に似て少し独特なところがあります。
しかし、実際飲んでいただくと分かりますが、後味はすっきりとした、天然果実ならでは大変さわやかな甘さです。健康維持や美容に役立つということだけではなく、このマイルドな甘さ、飲みやすさ、美味しさこそが、羅漢果が人気を集める理由であると思います。
また羅漢果は、ビタミンE(トコフェロール)、鉄、リン、マグネシウム、カルシウムなど、現代人に不足しがちなミネラル分を豊富に含んでいます。特に「ビタミンE」と「鉄分」の含有量が大変多いです。
上記の商品名の由来に見るように、羅漢果は元々漢方薬として中国で長年使用されてきたものですが、中国政府は羅漢果の生きた種が海外に流出するのを防ぐために、輸出できる羅漢果は全て加熱処理することを義務付けています。
ところが、この加熱処理が問題で、従来市場に主として流通している加熱処理された羅漢果(黒褐色のもの)は波動測定装置でパワーを測定してみると「これが神果?」と疑いたくなるような数値にパワーダウンしています。
これに対して、生鮮羅漢果は中国の現地工場で採れたての生のままの羅漢果を加工してエキス化することで、羅漢果本来のエネルギーをそのまま商品化して、本来の神果と呼ばれるパワーを維持することができるのです。