活性酸素とSOD
現代人の健康維持・美容・老化防止のために
最近、活性酸素やSODの働きと役割が注目されています。 活性酸素が体内に増加するとガンや成人病をはじめ、様々な病気を引き起こすことがここ数年でわかってきました。また、皮膚のシミやソバカスなども活性酸素が影響していることがわかりました。 通常、増えすぎた活性酸素は体内酵素であるSODによって取り除かれるのですが、現代人の多くはこの活性酸素とSODのバランスが崩れ、様々な病気に至るケースが増えてきています。ここでは、この活性酸素とSODについて詳しく取り上げていきます。
活性酸素とは
活性酸素は、人間に本来備わっている免疫機能のひとつで、「活性」と言っても生き生きとしているという意味ではありません。「他の物質と結びつきやすい」という意味のでのことです。 「酸素は生命に必要のはず?」ですが、空気中の酸素は約21%。この酸素濃度が50%にすると、実験では3年半生存するはずのネズミが半分の寿命になってしまいます。酸素濃度が100%なら、1週間も生存できません。その理由は東大病理学系講師/加瀬邦彦氏によれば、酸素が体の中で毒性の強い活性酸素に変わるからだそうです。
身近な例で消毒薬のオキシフル(過酸化水素水)が活性酸素と同じ原理です。傷口にオキシフルを塗ると激しい化学反応を示す白い泡とともに細菌を一瞬のうちに殺してしまいます。
つまり、活性酸素は非常に反応しやすい性質があり、他の物質と結合しやすいのです。それゆえ侵入してきた細菌やウィルスを破壊し、異物を溶かしてしまうのですが、そればかりでなく体内の細胞にまで障害を与えてしまいます。
私たちの呼吸に伴って消費する酸素の2%が体内で活性酸素となると言われますが、過激な運動による酸素消費量増加や、市場に出回る各種加工食品の摂取は活性酸素量を激増させます。そのため、今や活性酸素は「体内公害」と言われています。
過剰に増えた活性酸素は、からだに悪影響を及ぼす | |
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● 食べたものをエネルギーに変えるとき | ● X線・放射線 |
● ウィルスや最近が体内に侵入したとき | ● 怒り・不安・恐れ・驚き |
● 紫外線・宇宙線・電磁波 | ● 過激な運動 |
● 工場や車の排気ガス | ● タバコ |
● 発ガン性のある飲食物 | ● 医薬品 |
● 食品添加物 | ● アルコール |
どんな工場でも生産活動により必ず産業廃棄物がでます。産業廃棄物が処理能力を超えて作り出されてしまうと、公害が生じ環境に悪影響を及ぼします。 体内でも同様に、エネルギー源の燃焼に利用された酸素は最終的に水素と結びつき水素となる課程で、廃棄物といえる活性酸素を発生させます。 また、体内に入った酸素は細胞内で様々な物質を酸化させ、酸素そのものが還元される課程で、大気中のものより活性の強い酸素の親類やその関連物質ができ、人々の健康に悪影響を及ぼしているのです。
健康を守ってくれる《有益》な活性酸素
活性酸素は《有害》な面と、からだの防衛上重要な役割を持った《有益》な面とを持ち合わせています。細菌・ウィルスなどの病原菌や、からだにとって異物となるものが侵入してくると、血液中に存在する「食細胞」と呼ばれる自衛隊が侵入してきた異物を食べて障害からからだを守ってくれます。
異物を食べた食細胞は取り込んだ異物を溶かして排泄するために、細胞内で活性酸素を作り出し、その働きで異物を溶かします。こういった面から活性酸素はなくてはならない物質であると言えます。
また、日光の紫外線などによっても活性酸素が作られ、殺菌の役目をしています。
からだを攻撃する《有害》な活性酸素
しかし、活性酸素が必要以上に作り出されると、その余分な活性酸素が食細胞の外に流出します。流失した活性酸素は食細胞の外、すなわちからだの中の各組織で異物を溶かす作用により正常な細胞を溶かしたり、刺激を加えて様々な障害を与えるようになります。 例えば動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞、ガンなどの原因のひとつに活性酸素の弊害が最近わかってきました。
活性酸素が関わる疾患
循環器 | 動脈硬化・虚血・再潅流障害・脳卒中・狭心症・心筋梗塞 |
呼吸器 | 肺気腫・成人呼吸窮迫症候群 |
脳神経 | 脳浮腫・外傷性てんかん・パーキンソン病 |
消化器 | 胃粘膜障害・潰瘍性大腸炎・クローン病・薬物性肝障害・膵炎 |
血液系 | 異常ヘモグロビン症・薬物性貧血・播種性血管内凝団症候群 |
内分泌 | 糖尿病・発ガン、ガンの転移・胃、十二指腸潰瘍 |
泌尿器 | 糸球体腎炎・薬物性腎障害 |
皮 膚 | 日光皮膚炎・アトピー性皮膚炎・火傷・シミ、ソバカス |
支持組織系 | 膠原病 |
眼 科 | 白内障・未熟児網膜症 |
腫 瘍 | ガン化学療法・放射線療法 |
特殊な疾患 | リューマチ・てんかん・川崎病・ベーチュット病・関節リューマチ |
その他 | 一般の炎症・アルツハイマー型老年痴呆 |
悪玉コレステロール(過酸化脂質)を作り出す活性酸素
血管中にコレステロールなどの脂質類が増加しても、直接動脈硬化にはなりにくいのですが、コレステロールに過剰な活性酸素が作用すると、コレステロールが過酸化脂質(悪玉コレステロール)に変化します。それが血管の壁に付着して動脈硬化を起こします。また、血管の壁をもろくしたり、細い血管での血流をを妨害したりストップさせたりします。 一般に活性酸素はからだの中に作られると、その作用は強力ですが、ごく短期間に消えてしまいます。これに対して、過酸化脂質はその作用が活性酸素ほど強力ではありませんが、腎臓から排出されないため、いつまでもからだの中に存在して弊害を与えます。このことから、からだの中で実際に悪さをしているのは、活性酸素ではなく過酸化脂質だということになります。
しかし、体内ではSODという酵素が作られていて、過剰な活性酸素や過酸化脂質の生産を消し去ってくれます。私たちはSODのおかげで活性酸素の弊害から守られているわけです。
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